01ご依頼の背景
M様のお住まいは集合住宅の2DKで、住み替えに伴う退去日が二週間後に迫っているという状況でした。ダイニングテーブルの上には手続きの書類や日用品が広がり、どこから片付ければよいか判断がつかないままだったとのことです。ご家族は遠方にお住まいで当日の手伝いが難しく、ご本人だけで家財を運び出すのは体力的に難しいと感じておられました。管理会社からは引き渡しまでに室内を空にするよう伝えられており、期限に間に合うかどうかを気にされていました。エレベーターのない建物のため、大型家具を階段で下ろせるかどうかも不安材料になっていました。
02作業内容
到着後にまず各部屋を見て回り、運び出す順路と当日中に終わる見通しをその場でお伝えしました。テーブル上の書類は捨ててよいものと残すものが混ざっていたため、M様に確認いただく用の箱を分けて置き、判断を待ちながら周囲から進めています。ダイニングテーブルは天板と脚を分け、椅子とまとめて階段の踊り場まで一度に下ろしました。共用階段は手すりと壁の角に緩衝材を当て、通行の妨げにならないよう荷物を置く位置を決めています。衣類とカーテンは袋詰めしてから重量を分散させ、台所の小物は割れ物を別梱包にしました。畳と床の上に残った埃を掃き出し、二間続きの居室を空の状態にして完了しています。

退去日が決まってからのご依頼は、時間の余裕がないぶん段取りが仕上がりを左右します。板橋区不用品回収センターでは、作業前に部屋ごとの順路と所要時間の見込みをお伝えし、途中で判断に迷われた際も手を止めてご確認いただけるよう進めています。エレベーターのない建物では階段の養生範囲を広めに取り、他のお住まいの方の通行を妨げない時間帯を選ぶことも欠かせません。書類や貴重品が家財に紛れている場合は、こちらで仕分けの箱をご用意しますので、処分品と分けきれていない状態のままお声がけいただいて差し支えありません。