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先日は「アニマシオン講演会」へお越しいただき、ありがとうございました!

スペイン発祥の読書教育メソッド「読書へのアニマシオン」について、普及のため活動されている黒木秀子氏をお招きし、実演を交えた講演をしていただきました。
黒木先生の親しみやすい語り口と実演で、和やかなムードの講演会となりました。

前半は、黒木先生に「アニマシオンとは何か」を解説していただきました。レジメより一部抜粋してご紹介します。

○アニマシオンとは「読めない」子どもを「読める」ように育てる教育法。

○アニマシオンの目的は、読むことが「当たり前」である環境の中で、読み取ったことの正確さを集団の中で確認し、ひとりひとりが本への愛情を持って、自分の意見を表現できるように育てること。

○読書はトレーニングによって上達する。

後半は、予読本(事前に読んでおく本)と当日配布する絵本を使った実演を行いました。

実演1

絵本『くまさぶろう』もりひさし/著 ユノセイイチ/絵

黒木先生が絵本を朗読した後、絵本から抜粋した文章やセリフの書かれたカードが参加者に配られました。それを参加者が読み上げ、物語の順番に並べ直すというゲームです。

読み上げて椅子から椅子へ移動する楽しさ。ちゃんと朗読を聞いていたつもりなのに、答え合わせをしてみたらずれていることも。。。間違っても「そうだったのか!」と内容把握の大切さ、楽しさを全員で共有できるゲームでした。

実演2

絵本『運命の王子』リーセ・マニケ/著 大塚勇三/訳

エジプト神話を題材にしたこの絵本には、世界各地のいろんな物語と共通の要素がたくさんあります。

今回行ったのは自分の知っているどんな物語とどんな点が共通しているか、ひとりひとりが挙げていくアニマシオンでした。

本をたくさん読んでいるほど、多くの物語を挙げることができるので、読書の経験値を確認し、広げる読み方の大切さを学ぶことができるゲームでした。

参加者が挙げた主な物語は『眠れる森の美女』『塔の上のラプンツェル』『オイディプス王』など。

☆参加者のアンケートの声を一部ご紹介します。

 ・その本のあらすじを記憶したりして、カードで遊んだものは、とてもおもしろかったです。その本を読 んで、何の物語に似ているかを言うことも、とてもおもしろかったです。本日は本当にありがとうございました。

 ・アニマシオンの具体的な技法を体験できて良かった。より詳しく知りたいと思った。

 ・先生のお人柄もあってなごやかに進みました。アニマシオンについてより詳しく知ることができました。

 ・アニマシオンの概略がわかりました。具体的な方法を実感できました。

 ・子どもとの絵本の楽しみ方を教えていただきました。

ご来場の皆さま、黒木秀子先生、ありがとうございました。

氷川図書館では、児童向けのアニマシオンを奇数月に2回実施しています。皆さまのご参加をお待ちしています。